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文次郎の好き勝手な毎日ノート
 KAAT神奈川芸術劇場で木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』を観た。

 この劇場には初めて来たけど、建物に入ってから、受付まで、エスカレーターを3階くらい上がんなくてはならず、

「どんだけ上にいくんだ?」って感じで、建物のず~っと上の方に劇場がありました。

思ってたより、客席はこじんまりとしてて、映画館みたいだった。

 間口は6間くらいで、奥行きも3~4間くらいで、天井が高く、伝統芸能をやるような感じではなく、

現代の演劇をやる感じの劇場でした。

 幸運なことに、前の方の真ん中の席でけっこういい席だった。

 僕は、お芝居を観るとき、いつも感じるのが「匂い」。

 これは舞台から臭うときもあるし、客席の隣の人から香るときもある。

いずれにせよ、その匂いが印象的な刺激となり、そのお芝居の独特の空気感を感じさせてくれる。

そして、記憶に留まり、あるとき、ふと懐かしく思い出したりする。

 今回も、どこからともなく、「匂い」は感じられ、「ああ、舞台を観に来たなぁ~」と感慨深くなりました。

 久しぶりに舞台を感激したけど、目の前は舞台、周りは自分と同じく舞台を観に来た人たちという環境で、

集中させられて、お芝居を観るっていうのは、なかなか心が充実するもんだと、思いました。

最近、気が散ってばかりで、あっちゃこっちゃ手をつけて、時間を費やしてたからなおさらです。

 いろんな創作物を観て、自分も自由な発想で人を楽しませられるようなりたいと思いました。

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