え~、やっと、四谷怪談終わりました。
と思った瞬間、今、飯塚におります。
明日は「龍の子太郎」の仕込みです。
なんてことだ!
でも、移動中に寝られたので、嬉しい。
それはともかく、
四谷怪談はすべてにおいてヘビーだった。
芝居中も何が起こるか、わかんない率が高いので、毎日ドキドキでした。
自分が台本書いたってことなんて、どーでもよくなって、ぶっ飛んでしまうくらい、
舞台監督として、あくせくしまくって、突っ走って、あっという間に駆け抜けた公演でした。
こうゆう新規の演目は、スタッフさんたちも慣れてないため、
打ち合わせの中で、抜けてることがあって、
仕込み当日になって、あれがない!これがない!といろいろでてきて、
舞台監督が泣きそうになるんんだけど、
そういう点では、こぼれていたものはなかったことは、すごいと思う。
けど、
それ以外の、仕掛けやキッカケやテクニカルな面での、混乱はめちゃくちゃあったので、
きれいごとでは済まなかったってことはあったにはありましたが、
まあ、そんなことも今では過去の懐かしい思い出さっ。
思えば、去年の10月の下旬に「如月の華」の巡演が終わったところで、
10月いっぱいで第一稿を書け!
と指令を受け、
必死になって、5日間家に閉じこもり、書き続け、
その間、「龍の子太郎」の稽古スケジュールを出せ!というリクエストも無視して、
何とか仕上げ、台本はそのまま放置して11月、12月龍の子太郎の巡演へ。
その後、四谷怪談創造委員会から、台本に対する意見がいっぱい送られてきたので、
「切られお富」の稽古が本格的になる前に、第二稿をまとめ上げ、またまた、放置して
1月、2月切られお富の巡演へ旅立つ。
3月19日、20日に、四谷怪談の稽古が先だってあることになり、
その前に台本印刷しなくてはならず、一人孤独に校正して、
幸い、印刷会社が24時間営業だったので、夜中にリアルタイムでメールでやりとりしながら、
何とか完成させ、また、印刷会社さんが速攻で1日で製本してくれたので、
稽古までには間に合いました。
こうやって振り返ってみると、
全然落ち着いてやれてませんでしたが、よ~やったと思います。
今はアマゾンとかあるから、欲しい本とかあったら、すぐ手に入れることができるので、
そういう意味で、調べものする時間は短縮できていたとは思います。
そういえば、
台本書いてるときは不思議とお腹がすかなかったので、ほとんど飯食ってなかったの思い出した。
ああいうものなんかなぁ~。
まあ、今回は勉強になった。